Carefree Life

日々の出来事を、細々と不定期に。

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GUN LIFE -The occurrence of one day Ⅰ-

雲一つない。太陽はギラギラと、ただただその熱を地面に浴びせ続ける。慈悲というものはないらしい。快晴、本当に快晴のとある日の出来事。

「あついぃ・・・。」
ライアドという中央に位置する街がある。大体の街へ行く拠点となっており、街の規模は大きい。街の一角にある一般的、平たく言えば安い宿の一室で、この国では珍しい黒髪を持ち、少し長めだが爽やかな感じの男が嘆いている。窓を開け、縁に座り見慣れない形の木と布で作られた扇の形のものを、顔の前でパタパタと扇いでいる。よく見ると、服もこの国のものではないものを着ている。1枚の布で体を包んでおり、腰のあたりを細い布で留めている。彼の国の衣服である。前に依頼で東の街に行ったことがある。ルイーという街で衣服関係の技術が発達している街であった。店を見回っていたら、ちょうど質の近い布を見つけたので買っておいたのだ。それから、自分で作ろうとしたのだが、依頼やちょっとした事件に巻き込まれたりと、作る暇がなかったのであるが、久々に時間が空いた。気候も暑くなってきたので、ちょくちょくと作り、昨日ようやく完成したのである。
「どこも夏は同じか・・・。あぁあ~。」
パタパタと彼の国でいう扇子を扇ぐ。暑さと動作でだるくなり、扇ぐのをやめる。さらに暑くなりまた扇ぐ、と繰り返している。
「なんとかならないか・・・考えろ、考えるんだ・・・!」
快晴の透き通るような青い空を見上げながらあれこれ考える。
「涼しい所・・・あ、バーいくか。」
いつも行くお気に入りのバー。昼も営業しており、軽い食事もとれたりする。初めて行ったときは、依頼の終わりに街を歩いていたら見つけ、入ったらもう閉店だった。しかし、気のいいマスターが一杯ならと付き合ってくれ、おまけに奢ってもらったりもしたっけな・・・と、そんなに昔の話ではないが、懐かしく感じる。
「そうと決めたら、すぐ行くかな。マスターならこの暑さをなんとかしてくれるはず・・・。」
そう信じ、信じたい。信じよう・・。服はこのままで行くらしく、腰に愛用のハンドガンリボルバータイプを下げる。逆側に剣のようなもの、刀と彼の国では言うものを差す。そして、一番大事なちょっと余裕のある財布を懐に入れ、部屋を出た。宿からバーまでは10分程だ。宿の店主に鍵を渡し、いざ行かんと勢いよくドアを開け外へでる。
「うあぁあ、これは挫けそう・・・。」
殺人的な温度の太陽の光が容赦なく照りつける。黒髪男は熱さで数秒固まっていたが、覚悟を決めたらしく、目的地に向かってヨロヨロと、扇子を扇ぎながら歩き出した。
「小袖作っておいてよかった・・・。こんな日にあのズボンとかシャツとか無理だって・・・。」
そのズボンやシャツやらを着ている住人が、すれ違う度にこちらを口をぽかーんと開けジーッと見てくる。見たことのない服に驚いているのだろう。
(・・・そんなに珍しいのか?あぁ、黒髪・小袖・扇子・刀・・・全部珍しいもんだらけじゃないか・・・。)
浮いている。間違いなく浮いている。男は耐えられなくなり、少し速度を上げ小走りでバーへと向かった。

その日の街の食卓では、見たこともない変な格好の男の話題で、どこも盛り上がっていたとか。

-To be continued-


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